2007-01-01から1年間の記事一覧

新しくて懐かしい いがらしみきおマンガ等 2007

今年、最後の記事は、引き続き2007年について。 まず、 ●いがらしみきおマンガ 2007年も師走になって、いがらしみきお先生の『ガンジョリ』並びに『かむろば村へ 1』とが刊行された。『フンティーとレポンちゃん』も今年(6月)、『ぼのぼの』も29巻が今年5…

ありがとうございます 2007

heiminさんが、この日記の記事[2007-05-07]を「はてなダイアリーアワード2007」に選んで下さいました。 はてなダイアリーアワード2007(平民新聞 2007-12-26) 「感謝感激の歌」 二大介 かん 間髪をいれず しゃ 社長を縛り上げ かん 歓喜の言葉を げ 下駄に …

サンタに尻子玉を抜かれて 2007

親にも抜かれたことのない尻子玉が。 と、いうようなXマスも過ぎ、二千七年もあと数日。終わりきらないうちに、今年の諸々についていくつか。 ●結婚ブーム 今年は弟が結婚し、友人も結婚する。●宝島とドラキュラ 録画していた『どうぶつ宝島』を何度目かで…

小耳にはさんだその後に

この間、夜道を歩いていたら(いい出だしだ)、後の方から男がきて、私を追い抜いて、前の方へ去って行き越しに、男が携帯電話で誰かと話していた言葉が私の耳に入ったと、ま、そう思って頂きたい。 そういうことはよくあることで、また別の、「この間」には…

朝寝床のなかで浮かんだ句。布団から足裏出して秋に触れわたくしが考えました。 「朝寝床で」ととらない方がいい解釈、のようなそうでないような。 それと、今は秋、なのかどうなのか。今、秋か、そうでないのか、妻に聞く

さざなみCD、ムーたち(2)、シュリーマン

最近の所感を三つ。[その1] ジャケットのネズミの絵が可愛い。(スピッツのアルバム『さざなみCD』)[その2] 121ページ1コマ目の「サード自分」がかっこいい。(榎本俊二『ムーたち』第二巻)[その3] シュリーマンがまだ若かった頃(1841年)、彼を…

「ヘラクレスのぼうけん」

そんなわけでギリシア神話を読んだりしていたが、 ヘラクレスの六番めのぼうけんは、アウゲイアス王の牛小屋のそうじをすることでした。 面白いなあ。昔、タイタンという巨人族が地上に住んでいて、 この巨人族は、たいへんおそろしい、しまつにおえないもの…

数学と相撲が語る『談志・太田の今夜はふたりで』

※1数学「数学です」 相撲「相撲です」 数学「あなた、大変らしいじゃない」 相撲「いやいや」 数学「立川談志と太田光の、というスゴイというか物凄いというか、ラジオ番組が始まりました。その名も、『今夜は」 相撲「白袴で』」 数学「白袴じゃない、・・・ふ…

石井桃子先生は百歳

石井桃子先生は、今年、百歳。つまり1907年生まれ。湯川秀樹や荒船清十郎や中原中也や淡谷のり子や服部良一と同い年。 なろうと思ってもなかなか百歳になれるものではない。 如何にして私はそれを知ったか。 最近「ギリシア神話でも読んでみるか」と図書館で…

和服姿のスピリチュアル野郎

テレビでその動く姿を、幸いなことに、まだ見ないで暮らしていられているというのに、書店や電車の吊り広告で、「和服姿のスピリチュアル野郎」の御影を見せつけられてウンザリな昨今。 小朝師匠の違和感を凌駕する程の「不愉快な和服姿」があろうとは。 様…

「ギリギリ、ガガンガン」の反対

「ギリギリ、ガガンガン」の反対について、いろいろ考えたあげく、「ユルユル、ノホホホーン」に落ち着く。

安倍・ヱヴァ・落語

総理辞意表明(安倍内閣最大のサプライズ)の報道をテレビで眺めた翌日(9月13日)にヱヴァンゲリヲンを観る。 シンゾウ退場し、シンジ再登板。 昨今はそういう歴史なのか。 ヱヴァン〜を観ながら、落語のこと(一つの作品を何度でも再編成・再変更可能、異…

試訳「イマジン」

ジョン・レノン『イマジン』を私訳してみた(英語の勉強)。我田に合わない文句は曲解して引いた。 が、まあ、やはり、忌野清志郎先生の方が上手い。 - 天国もない 地獄もない 天は、人の上にも下にも 人の長らえる場所をつくらず ていうかそもそも天なんて…

牛乳を注ぐ女

フェルメールの「牛乳を注ぐ女」が日本で初公開される。 ということを告げる広告看板が、最寄駅のプラットホームに掲げてあるので、通勤の折、いやでも「牛乳を注ぐ女」について考えないわけにはいかない。 牛乳を注ぐ女 日本初公開! と言われて、思うのは…

ビリーズブートキャンプはヤセ太り

タイトルの「ビリーズブートキャンプはヤセ太り」は、山本直樹先生の夢日記が出版されて、その本の帯に松尾スズキ氏が寄せた言葉「夢太り」を本屋の店頭でみながら思いついたもの。 こんなことでも書いておかないと忘れてしまう。 いろんな○○太りを並べてみ…

完全な「水木しげる」の映像化は可能か

ハードディスクなんとかの力を借りて最近は以前に比べてテレビを観るようになったが、昨晩(8月12日)放映された、 NHKスペシャル「鬼太郎が見た玉砕〜水木しげるの戦争〜」 も、このハーなんとかが無ければみなかったかもしれない。 しかも、みたいとい…

鬼太郎

アニメ化も実写化もまことに結構ではあるけれども、一度でいいから全てを忘れて「水木しげるマンガの世界に100%忠実」というコンセプトで鬼太郎の映像作品が作られないものか。 無理か。 たとえば、ニセ鬼太郎が出てくる話をとりあげて完全水木テイストで映…

二本の映画と二冊の本

二千七年七月二十四日 火曜日 休日。家人みな出かけたので家で一人で映画を観る。 『踊る結婚式』と『1.0 (ワン・ポイント・オー)』の二本。 『踊る結婚式』はテレビ放映(BS2)を録画したもの。ミュージカル。フレッド・アステアとリタ・ヘイワースが踊る…

納涼小説「二回間違えた男」

今は昔、校長なる男、小学生に囲まれ小学校にその生を、眼鏡かけたまま営みつつ、ある日、校舎から校庭を抜け校門に向かい校歩するに、 やおら一人の翁があらわれ来たりて云うよう「わたくしは、校庭の清掃をしておりますものですが、 先日の夕暮れ時、落葉…

夏の思い出

「お、アリガトウ」 「よかったら氷もあるが」 「いや結構」 男は、さして冷えてもいない麦茶を口に含む。 「この雨で、今日は肌寒いくらいだ」 「昨日は暑いくらいに晴れていたのにな」 「まあ、そうだが」 男は眼の間に渡る眼鏡の橋部を指で押し上げながら…

HP「文化時評?」の「表紙の絵」、「表紙の言葉」を更新しました。⇒文化時評?TOP PAGE http://www.geocities.jp/bjihyo/ ⇒表紙の絵 こんな白い「からす」はいません。(2007年7月10日) http://www.geocities.jp/bjihyo/gif/top_gif.html⇒表紙の言葉 文化は…

業務連絡

あー、あー、テスト、テスト。 オキナ翁へ。八月二日から八月五日まで帰省するのでヨロシク。 呉智英の『健全なる精神』面白い。浅羽先生の新刊はbk1で購入。くるりの『ワルツを踊れ』目下謹聴中。山本夏彦『定本文語文』涙を流しながら再読中。 あー、あー…

東京新聞の四コマが「ちびまる子ちゃん」に

そういえば、購読している東京新聞を読んでいて、最近一番驚かされた記事は「七月から朝刊の四コマがちびまる子ちゃんになる」だった。 東京新聞は、前作「ほのぼのくん」が、作者佃公彦氏の病気(パーキンソン病)のため中止になって以来、最近は過去作品を…

松本人志作品最新作・映画『大日本人』について

松本人志氏作品は、かつていろいろなものを開拓し開墾して来た。もっとも、笑いを生み出す分野では「開拓し開墾する」ことは珍しくない。 開拓も開墾も、字引によれば「土地を開いて田畑とすること」を意味する言葉だが、両語を比較すると、開拓の方が「荒地…

政治的な発言

当ブログで、政治的な発言としては、かつて以下を述べたくらいだ。http://d.hatena.ne.jp/ni2/20060924人間似合う格好をするのが一番であると思う。そうすれば首相の印象も変わるに違いない(もちろん善い方向に)。伝統の美しさが云々される昨今、全員和服…

横山泰三の死と松本人志

横山泰三の死について書こうか、今日池袋で観て来た『大日本人』について書こうか、考えつつ・・・ 漫画家の横山泰三先生がお亡くなりになったそうである。そっちか・・・。2007年6月10日死去、90歳。 最近、横山隆一(泰三の兄)の自伝を図書館で借りて(2007年6…

句と夏

もう夏なので、久しぶりに、句をひねる。脚や肩むね臍にのうで歩く夏 寝起きに布団の中で思考していることがあるが、後から考えてみると思考というよりも「夢?」と言いたくなるような、意識の有様であることが多い。今日も朝、夜勤が終わったので、昼寝て、…

山田太一ドラマと芝浜と松本人志

録画していた『星ひとつの夜』(金曜プレステージ山田太一ドラマスペシャル)を放映日の翌日2007年5月26日にみていて、個人的に面白かったのは、このテレビドラマをみる直前に読んでいた『落語の種明かし』(中込重明、岩波書店、2004年06月)という本・・・・・・…

表紙の絵、表紙の言葉、わたしならこうする

HP更新しました。 表紙の絵を変えて、表紙の言葉も変えました(2007/5/29) - 表紙(文化時評?TOP PAGE) http://www.geocities.jp/bjihyo/ 表紙の絵 ・言葉と匂い(2007/5/29) http://www.geocities.jp/bjihyo/gif/e2007_006.html 表紙の言葉 (2007/5/29…

母親の首を切って

高校三年生は切り落とした母親の首を赤ちゃんポストに入れればよかった。