2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

悔しがる刑事たちの幻

あともう二十分程で六月だ。 くだらないことを考える。 もし、人間の鼻糞に関してだけ、科学的究明が決定的に立ち遅れている世界があったとしたら、そして、そんな世界で、凄惨な犯行現場に犯人のものと思われる大量の鼻糞が残されていたとしたら・・・刑事たち…

オタク界における世代間抗争

第何次だかわからないが、オタク界における世代間抗争(旧オタクVS新オタク)が勃発でもしているのか、二、三のブログで、そのようないざこざを最近よく見かける。 そのせいか、論語(陽貨篇)の以下の章が、老オタクが若オタクに呈した苦言のように読めてき…

今日も『昭和三十年代主義』

浅羽通明『昭和三十年代主義』について、『模倣犯』に言及した箇所は『模倣犯』を読んでから読もうと、その他のところを読んでいたら、その他のところは読み終わってしまった。 『模倣犯』を読むか、ジャンバティスタ・ヴィーコを読むか・・・ 「昭和三十年代主…

『ゼロ年代の想像力』と『昭和三十年代主義』

SFマガジンに連載されていた宇野常寛『ゼロ年代の想像力』を図書館で追っかけて読んでおりましたが、本日五月六日にめでたく最終回まで読み終わりました。近々単行本になるそうなので楽しみです。 しかし、その数日前にいがらしみきお『かむろば村へ』2巻を…

意外と語り伝えられてしまっている小事件とは

「伝説」と言うには大袈裟ですが、それなりに昔の出来事でありながら、日々の暮らしの会話のなかに引用されたり例えとして用いられたりする(元)ニュースというものがある、と思いますがどうでしょうか。 大事件(オウムサリンとかアメリカ貿易センタービル…