2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

伊藤剛から小林信彦まで(3)

(前回からのつづき) ・・・耳男はかわいいうさぎ、だったが、科学の力によって人間と同じように言葉をしゃべり二本足で歩くようになる。耳男は、手塚治虫『地底国の怪人』のなかに出てくる、そのかわいい姿が彼の存在そのものであるような、キャラ要素ムキダ…

ナンシー小関など

・ナンシー小関智弘と名前を改め、旋盤で似顔絵を描けばいいと思った。・そんなことより、犬山秋彦氏のブログ【犬惑星】が見当たらなくなってしまったので残念。・久しぶりに「トゲトゲの木」を聴いて、草野マサムネは知久寿焼風の歌い方を目指していたよう…

あいまに

「小林信彦とマンガ評論」シリーズが面倒くさいことになってきたので一休み。夕方、がらんとした職場の地下の食堂で八人が会議をしている。そのなかの誰のだろう、松葉杖が一組、柱に立てかけてある。『変身の恐怖』を読み終わる。ハイスミス恐るべし。吉田…

伊藤剛から小林信彦まで(2.1)

(前回からのつづき)そんなこんなで、安い眼鏡を買ったら生じてしまった鼻柱の窪みを触ったり、会社の帰りにコンビニで牛乳の買物をしたりしながら、「キャラを装填する」という話を考えていたのですが、もう眠いので寝ます。次回のあらすじ ・「キャラを隠…

伊藤剛から小林信彦まで(2)

(前回からのつづき) というわけで、幼稚園の父親参観に出たり、散髪に行ったりしながら、伊藤剛・著『テヅカ・イズ・デッド』を、また図書館から借りて来た。 この本は話の持って行き方が、初読時に「うっひゃー」と実際に口に出して言ってみたぐらいにジ…

伊藤剛から小林信彦まで(1)

夏目房之介氏のブログ記事 http://www.ringolab.com/note/natsume2/archives/004536.html 本日(6月1日)、小林信彦氏との対談をしてきました。 で、おおと唸りディスプレイに向かって身を乗り出すということがあり(早くその対談:小林信彦×夏目房之介が読…

小林信彦『うらなり』の衝撃

以下の「うらなりの衝撃」という文章は、ホームページ「文化時評?」の「コラ息子」というコーナーで、2006年4月28日に発表したコラムの再録です。 「コラ息子」というコーナーは、ブログっぽいことをやろうかなと思ってやっていた企画なので、こちらのほう…

手の届く闇を蔵して躑躅咲く

今年の五月は躑躅(つつじ)がやたら満開だったような気がする。 咲いているのを見る度に自分が躑躅好きだったことを思い出したような気になって、それから躑躅の写真を撮ったり、内部構造を図形化したり、あのちょっとした茂みのなかに小型カメラで潜入して…

表紙絵を更新

せっかくなので「文化時評?」の表紙絵を更新しました。 表紙絵といいつつ、絵じゃないですが。「文化時評?」の表紙「文化時評?」 >過去の表紙絵つむじかぜ、と読むらしい。

はじまり

なんとなく始めてみました。 「文化時評?」 の更新情報を中心に書く予定ですが、そもそもそんなに更新していないので、そうなるのかどうなるのかわかりません。