2006-06-23 あいまに 「小林信彦とマンガ評論」シリーズが面倒くさいことになってきたので一休み。夕方、がらんとした職場の地下の食堂で八人が会議をしている。そのなかの誰のだろう、松葉杖が一組、柱に立てかけてある。『変身の恐怖』を読み終わる。ハイスミス恐るべし。吉田健一恐るべし。その後、何となく『血の収穫』を読み始めたくなって買い置きの本を探しながら、「そういえば、呉智英の『知の収穫』ってこれをもじったのか」と気がつく。今さら過ぎる。