句と夏

 もう夏なので、久しぶりに、句をひねる。

脚や肩むね臍にのうで歩く夏

 寝起きに布団の中で思考していることがあるが、後から考えてみると思考というよりも「夢?」と言いたくなるような、意識の有様であることが多い。今日も朝、夜勤が終わったので、昼寝て、夕方起きた時に、布団の中で、こんなことを考えていた。

この家の中のどこかに懐かしい部屋があって、その部屋の天井からは籠がぶら下がっている。籠の中には私の影が、折り畳まれて、入って居る。

 ・・・やっぱり「考えている」のうちに入らない漫想とでもいうべきか。これも句にしようかとも思ったが・・・・・・無理でした。小説にでもしてみるか。