福満しげゆき『生活』について補足

福満しげゆき作品『生活』について、前回記事で描き忘れた事をいくつか。

●おなじみの「作者キャラ」がフィクション濃度の濃い(つまりエッセイとか自伝的ではない)世界で、まるで持ち芸を披露するかのように大活躍、というものが他にも無かったか、と脳内検索した時、ヒットしたのが「筒井康隆」だったので(自分で自分に)驚かされた。

●まるで「そうか、長編型の作家であったのか」と思わせるような

●こういう、駅の中の隙間空間とかは、確かにある(p13)

●言われて気付いたけど、背景が、国会議事堂(p91)も都庁(p92)もフリーハンドだ・・・