花粉症とマスク症
マスク症というものを考えた。
マスク症とは、周囲にマスクの数が増えてくると花粉症と同じ症状(目が痒くなる、くしゃみ、鼻水)が出るアレルギーである。
花粉症が流行るとマスクをした人が増える。そうすると、マスク症を発病する人も増えていくことになる。
マスク症の症状は花粉症と同じなので、マスク症の患者は自分が花粉症にかかったと思ってしまう。
そしてマスクをかける。
そして症状はさらにひどくなる。
花粉症の季節が去りマスクが人々の口にかけられなくなる頃まで、マスク症がおさまることはない。マスクをしたまま泣いたりくしゃみをしたりしている。
そして恐ろしいことに現代医学はまだ花粉症とマスク症とを区別出来るほどには進化していないのだ。
ギャー(悲鳴)
ハックション(くしゃみ)